2010年04月01日

新しい技術

 
今回の内容は、茶ッ葉屋と世界初の装置「真空乾燥・細胞水抽出装置」を持つ会社との共同で、お茶の可能性を求めて実験・研究した、創めたばかりの現状のご紹介が下記になります。今回は内容的にもかなり かたい文面ですがご了承ください。



茶ッ葉屋としての今回の役割は、生葉の提供・製造工程提案・情報提供・今後の企画提案になります。当社の目的としては、お茶に関する現状をより深く知り、学ぶことで日本茶専門店として今後にも生かすことができるチャンスであるここと、お茶の利用方法が健康・医療関係以外にも衣・食・住あらゆる分野に受け入れられながらもまだまだ未知なる領域が多くのこされているため、今回の装置により探究心・向上心・夢・希望を業種の壁を超えて分かち合いながら、お茶を通じての精神・経済的価値を生み出すことを目的として取り組む姿勢です。



「真空乾燥・細胞水抽出装置」とは真空状態【-98kPa】にすることによって沸点を降下させ、低温【約35〜40℃】での蒸発を可能にし、個体と液体を蒸発分離(固液分離)する装置です。そのため生葉を蒸留して得られる水溶液(芳香蒸留水)が外部からの水蒸気に希釈されることなく、生葉の細胞を含む水分が100%であり、芳香成分も希釈されずに細胞水(抽出)ができ、さらに個体のお茶も低温で乾燥されたため綺麗な色を保ちます。



2009年末頃に装置を導入したため、取り急ぎ今回の生葉は現在ある生葉(2月に茶ならしをした際に出てきた茶 4番茶)で実験をしました。

かなりおおまかな官能検査ではありますが結果は下記になります。

【細胞水】…水色:無色透明 香り:4番茶特有の生葉の強烈な匂い 甘み旨み:ほぼ無 渋み:ほぼ無 苦味:ほぼ無  全体的な印象:とにかく生葉の香りが凝縮している水

【緑茶】…葉の色:鮮やかな緑色で非常に良い 香り:生葉の香り 形状:碾茶風 

【緑茶を急須で】…水色:鮮やかな緑色で非常に良い 香り:生葉の香り 甘み旨み:少し 渋み:少し 苦味:少し

細胞水を沸騰させて飲んでみたところ、強烈な生の匂いは無くなり、茶葉を蒸した時の香りとほんのわずかほどの甘みを感じた。

【緑茶水分量】…5%



【全体的な感想】…そのものの質が悪い(成分が乏しい)2月の生葉を使用したこともあり、味は決して美味しいものではないですが、生葉そのものを素直に分離できることは体感した。



【今後の可能性と必要性】…「真空乾燥・細胞水抽出装置」特有の性質を生かし、より鮮やかな抹茶になる前の碾茶風に仕上げられる可能性がかなり高い。蒸す工程も生葉そのものの水分で蒸せる可能性が高いため、今までにない味・作業工程になる。お茶を使ったさまざまな食品への利用はもちろん大いに可能がある。改善点はお茶により合ったドラム内の回転の刃に変更すること。



一般の食品可溶性成分は加工前の成分を示すが、お茶の場合は抹茶を除き茶葉から水や湯で可溶性成分がどの程度浸出液に出されるかがおもな問題となっているため、生葉そのもの、ましては今回の細胞水に乾燥過程で失っていたであろう非常に興味深い有効な成分が、存在している可能性もある。仕上がった緑茶も現在の蒸す・揉む工程をなくし仕上げるため、成分も一般のお茶と比べて異なるのではないかと感じている。お茶商品はすでに化粧品や特定保健用食品、アロマや医療分野でも利用されていることから、より良い成分が特化している可能性もあり、比べるデータも多い1番茶か2番茶の生葉にて再度実験し、研究機関にて成分を分析する必要がある。さらに結果を公表して茶関係資料やお茶専門辞典等に掲載し、医療を含め衣食住さまざまな分野での可能性に貢献出来ればと個人的には思います。

世界初。お茶の可能性を探る。

新しい技術を駆使してもっとおいしい
静岡茶を作ってもらうようがんばってほしいですね。

静岡茶の中のひとつの川根茶
今に静岡県を代表するお茶になるかもしれませんね。
posted by チャッパ at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/145360046

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。